#Eureka

音楽と映画と写真に恋した人生

《映画》日本上映中止作品「mother!」

美しいジャケット絵に惹かれて見たものの…

マザー! (字幕版)

マザー! (字幕版)

 

とっても気味悪い映画でした!!!(褒めてます)

 

あらすじ&概要

ある意味ホラー、ある意味カルトちっく…。ジャンルは「サイコスリラー」だそうです(by amazon prime)若い妻が年上で詩人家の夫と郊外の家で静かに暮らしていた。ある日、夫のファンだと名乗る老夫婦が家にやってくるのだが、それは客というより、図々しく、無神経。若い妻にとっては「招かざる客人」で、その訪問者を皮切りに次々に家には不可解な、妻の神経を逆なでするばかりの恐ろしい現象が起こっていく 

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 ジェニファー・ローレンスの「ぽかん」顔や苦悩に歪む顔はなかなか良いものです(個人的趣味)

毎日、つまらなくて刺激が欲しいって人に是非オススメ!

この作品はとある理由で日本で公開中止になり、映画を批評するシネマスコアでは最低ランクの評価をされ、とにかくいわく付きには間違いないのですが、私は傑作だと思っています!好きです、この作品。

全体を通してあるモチーフに対しての寓話なのですが、そこを意識せずとも「何が起こっているのかわからない!」「なんなのこのひとたち!!!」という感嘆符は、見ているこっちにも不快感や苛立ちを与えてくれ、挙句の果てに笑えてきます。

なので刺激を求めている人に見て欲しい。

 

私の感想(ネタバレ有)

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賛否両論分かれていますが私は傑作だと思っていますし、ひたすら気味の悪い・精神的にイヤなじわじわくる作品です。

不快感を更に煽るように、見知らぬ群衆が押し寄せてきて家の中を好き勝手めちゃくちゃにしてしまう様には、恐怖がピークに達して思わず笑ってしまいました。

人は怖くなると笑ってしまうらしい。そんな現象をリアルに体験しましたw

 

ここでは敢えて伏せますが、この作品は完全に寓話です。そこに気づけるか気づけないかもひとつの面白さだと思いますが、私は妻が出産後、暴徒化した人々に赤ちゃんを奪われ、妻が口汚く罵倒されるシーンで「あ…」って気づきました。遅いです。

気づいてネットで意味を調べたら更にまた面白い。

最初「mother!」というタイトルからして、歳の差夫婦が子供に恵まれない話とか、妻が壁に手を当てて心臓の音のようなものを聞いてることから「オカルト系?」とも思ったんですが、まったく違いました。壮大なスケールの話で裏切られた感じも楽しかったです。体感型アトラクション系映画でしょう、これは。

 

なぜ日本で公開中止になったのかは、その目でぜひ確かめてください。